間違えやすい日本語辞典

「伺わせていただきます」は二重敬語?

「伺わせていただきます」は厳密には二重敬語ですが、ビジネスでは許容されています。ただし、よりシンプルな表現の方が好まれます。

敬語の構造

伺う:「行く」「聞く」の謙譲語 させていただく:謙譲表現

したがって謙譲語が重なっている状態です。

よりシンプルな表現

推奨: 「伺います」(○シンプル)

やや丁寧: 「お伺いいたします」(○)

最も丁寧: 「お伺い申し上げます」(○)

使い分けのポイント

訪問する時: 「明日伺います」(○)

意見を聞く時: 「ご意見を伺いたく存じます」(○)

まとめ

  • 「伺わせていただく」は二重敬語
  • ビジネスでは許容されている
  • 「伺います」がシンプルで適切
  • 状況に応じて使い分け

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