間違えやすい日本語辞典

「さわり」の意味は?誤解されやすい言葉

「さわり」は「話の要点」「聞かせどころ」という意味で、「最初の部分」ではありません。

正しい意味

本来の意味: 話や曲の要点、最も興味を引く部分

誤用: 話の最初の部分、導入部分

語源

浄瑠璃で他の曲の一節を取り入れる「さわり」という技法から

使い方

正しい: 「話のさわりだけ聞かせてください」(○)= 要点を聞かせて

誤用: 「さわりだけ読んだ」(×最初だけという意味で使っている)

まとめ

  • 「さわり」= 要点、聞かせどころ
  • 「最初の部分」は誤用
  • 約半数が誤解している
  • 「要点」「ハイライト」が分かりやすい

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