「他山の石」は「他人の良くない言動も、自分の成長の参考にできる」という意味で、単なる「参考」ではありません。
正しい意味
本来の意味: 他人の悪い例や失敗を、自分を磨く材料とする
誤用: 他人の良い例を参考にする
語源
「他山の石を以て玉を攻(みが)くべし」 = 他の山の粗悪な石でも、自分の宝石を磨くのに使える
正しい使い方
正しい: 「あの失敗を他山の石として、同じミスを防ごう」(○)
誤用: 「彼の成功を他山の石としたい」(×成功例には使わない)
成功例を参考にする場合
- 「手本とする」
- 「模範とする」
- 「見習う」
まとめ
- 「他山の石」= 悪い例を参考にする
- 良い例には使わない
- 約半数が誤解している
- 成功例なら「手本」「模範」を使う
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