「気が置けない」は「気を遣わなくていい」「遠慮がいらない」という意味で、「気が抜けない」ではありません。
正しい意味
本来の意味: 気を遣わなくていい、遠慮しなくていい、リラックスできる
誤用: 気が抜けない、油断できない
使い方の例
正しい: 「彼は気が置けない友人だ」(○)= 遠慮のいらない友人
誤用: 「あの人は気が置けない」(×油断できないという意味で使っている)
なぜ誤解される?
「気が置けない」という否定形が、「気を置く(警戒する)必要がある」と誤解されやすいためです。
類似表現
- 「気心の知れた」(○)
- 「遠慮のいらない」(○)
- 「リラックスできる」(○)
まとめ
- 「気が置けない」= 気を遣わなくていい
- 「油断できない」という意味ではない
- 約半数が誤解している
- 「気心の知れた」が分かりやすい
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